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2016年10月 8日 (土)

公認心理師のあるべき姿 <検討会での発言の記録を読む①>

第2回公認心理師カリキュラム等検討会の資料にある、

第1回検討会(平成28 年9月20 日)における主な意見(案)から、

公認心理師のあるべき姿の発言を以下に抜粋します。

赤字順番変更太字は「緊ブロ」が手を入れています)。

【2.公認心理師に求められる役割、知識及び技術について】
○ 将来的には、心理の業務を行う者は、全員公認心理師資格を有した上で、
専門性を高めていくことが理想ではないか。
○ 法律ができるまでに心の問題も複雑になり、学問ありきではなくなった。
今は様々な人と協力し、チームワークで仕事をすることが求められる。
この状況を鑑みてこれまでの研修について見直しをしなければならな
いのではないか。
○ 求められる役割、知識及び技術は、それぞれの分野毎に分けられるもの
ではなく、どの分野にあっても他の領域を含めた広い視野を持つべきではないか。
○ 何でも屋であることと専門性を持つことのバランスが重要ではないか。           
  ○ 実務では既存の理論がそのまま当てはめられるという例はあまりない。
主体性を損なわず、目の前の事象に向き合うことができるようにしなけ
ればいけないのではないか。

守秘義務などの法的な事項への理解が必要ではないか。

チーム医療、医療における多職種協働においては医学についての知識が
必要であり、必須とすべきではないか。
○ 学校においては、場合によっては医療や福祉、時には警察との連携が必
要なことから、関係する医療等の分野についての知識も必要ではないか。
○ 学校領域では、ストレス対処等予防開発的心理教育が重要である。これ
は、公認心理師法第2条にあげられた、公認心理師の行為の1つである。
○ 学校領域で心理的支援を行っている者には、スクールカウンセラー、特
別支援の教員、専任カウンセラーなどがいる。
○ 司法領域においては、当事者が必ずしも援助を求めていないという状況
で信頼関係を築く必要があるのではないか。

前半が公認心理師の全体像について、後半が各領域に関する意見となります。

医療、教育、司法などの各領域を個別にも学ぶことも重視しつつ、

広い視野を持ち、チームワークや多職種協働、守秘義務などの法や倫理、

そしてお互いにとって主体的で深い意味で向き合っていく「臨床的姿勢」も大切にしつつ、

予防開発的心理教育や援助を求めていない人への支援についても、

対応できるようにする、

このような姿について議論されたと受けとめました。

公認心理師のあるべき姿については、

今後とも何度も議論されることになると思いますが、

検討委員会で公式に残ったこの記録は、

何度も読み返したいと思います。

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