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2016年10月11日 (火)

公認心理師のあるべき姿<検討会での発言等の記録を読む④>

第2回公認心理師カリキュラム等検討会の資料にある、

第1回検討会(平成28 年9月20 日)における主な意見(案)

からカリキュラムの基本的な考え方の中に、

○ 公認心理師と民間資格(臨床心理士、学校心理士、臨床発達心理士、特
別支援教育士、ガイダンスカウンセラー等)は2階建てである。医師と
内科医等の専門医の関係に似ている。

という意見があります。

この2階建て論は、

一見整理しているようにみえますが、

なかなか難しいところがあるでしょう。

というのは、

公認心理師は、学部+大学院で養成、

臨床心理士は、大学院だけで養成、

という形になっているので、

公認心理師が1階部分、臨床心理士が2階部分と、

単純にならないことになります。

むしろ、

公認心理師学部教育が1階部分、

公認心理師大学院教育が2階部分、

とした方がわかりやすいでしょう。

そうすると、

臨床心理士養成大学院は、

公認心理師養成大学院教育の2階部分を、

一緒に教育するという位置づけになるのかもしれません。

もし仮に、将来的に、

臨床心理士が5年間の期間をおいての更新制度をより充実させ、

大学院修了者研修制度を整備していくならば、

公認心理師の上位資格として、

位置づけされることもあるかもしれませんが・・。

臨床心理士を2階部分と固定的に位置づけ、

公認心理師を1階部分に押し込めるために、

公認心理師のカリキュラムレベルを下げるような動きがもしあるならば、

国民のためにならない動きとして十分留意し、

議論していく必要があると思います。

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あるべき心理職国家資格の姿」カテゴリの記事

コメント

臨床心理士資格を上位資格と位置づけるなら、新たな養成システムを構築する必要があります。それは、心理療法がきちんとできるというライセンスとして位置づけるというのが一案です。臨床心理士養成コースを修了後、研修機会をより整備し、事例を数例とりまとめて、面接試験を受け合否を判定する。もちろん、公認心理師試験との関係をどうするか、それは公認心理師試験がいつどのように実施されるかという設計ともかかわってきます。

Tomyさん、コメントありがとうございます。
ご指摘の通りと思います。

臨床心理士のあるべき姿を、
公認心理師の上位資格と位置づけるのであれば、
臨床心理士の養成のあり方が、
よりレベルの高い心理職養成という方向で、
変化していく必要があるかと思います。

現状で臨床心理士を公認心理師の上位資格とする動きがあるならば、
それは公認心理師のレベルを下げて養成するという、
国民のためにならない誤った動きとなりかねません。

公認心理師のあるべき姿を充分に議論した上で、
国民の期待に応える質の高い資格が求められています。

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