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2005年6月28日 (火)

「医師の指示」に対する心理職の姿勢 ちょこっとのふりをした話 4

「医師の指示」の議論は、この3つのレベルを慎重に見極めながら行わないと、すぐに「医師の指示を受け医療分野に入りたいか」それとも「医師の指示を受けず医療分野に入らないか」という2つの選択肢にまどわされることになります。これは医師会や医師会の意向を汲んだふりをする一部の人たちによってよく主張されるレトリックであり、法律的な厳密な議論に基づいていません。日本は法治国家ですから、ある団体の意見が大きいからといって、スジの通らない話は通らないわけです。

もし「医師の指示を受け医療分野に入りたいか」それとも「医師の指示を受けず医療分野に入らないか」という2つの選択肢を迫られたとき、私たち(心理職)はこう答えましょう。

「医療分野にも入りたいです。だからもちろん医師の指示を受けながら仕事をする覚悟もあります。でも資格全体には医師の指示がおよばなくてもよいでしょう。事実上医師の指示を受けると考えれば、資格の一部分に医師の指示をかぶせる必要もないと思いますがいかがでしょうか」

しかし、一部の心理職グループは、この2つの選択肢の裏の意味を読みとれなかった。そして、「医師の指示を資格全体に受け医療分野に入りたい」を選択してしまったわけです。乱暴な議論、誘い水、わなにはまってしまったのです。心情は理解できます。苦しい医療現場での実践ですから、この誘い水にのらざるを得なかった。たぶん、この機会を逃せば永久に国家資格はできない、といったおどし文句もあったのでしょう(この種の資格問題で必ずでる常とう文句です)。しかしこの選択が、心理職の築いてきた世界を崩し、医療現場を混乱させ、国民をとまどわせ、法律の理念をふみにじり、医師の権益を拡大する、そういう選択であることに深く気づく必要があると思います。

(3つのレベル:再掲)

1.資格全体に「医師の指示」がおよぶ

2.一部業務に「医師の指示」がおよぶ

3.一部業務に「医師の指示」が事実上およぶが法律には明記されない

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